『鴻風楽舎』〜「尺八広場がいや」から

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zoom RSS 名所土産/思い・想いの尺八曲

<<   作成日時 : 2017/07/17 14:49   >>

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 関西を意味する「上方」の曲です。玉塚検校作曲と言われる三味線物で、後に箏の手が付けられました。東京には明治末頃に伝えられました。
 大阪では「奥の曲」として、特別な教授曲であったそうで、師匠から教えていただくにしても、技量はもちろん、いろいろと物入りな曲でもあったことでしょう。

 『現在では7月のこと。大阪・難波の住吉大社から奈良に出て東大寺大仏の鐘を聞き、春日神社に詣でて、宇治川で女が脛(すね)をあらわにして白布を晒す光景を見た。ああ面白い景色だった。家に帰って、土産話をしよう。』
 以上が歌詞の内容です。
 数多く演奏される曲ではなく、またお箏の社中によって少しずつ異なるところがあって、まずはそれを確認しながら合奏する必要があります。この社中ではここをカットする、あちらの場合はここを延ばす、などと譜面に印を付けておく必要があります。

 内容からもしっとりと吹くものではなく、旅の話ですから小気味よく速めに吹ければと思います。前歌−合の手−中歌−合の手−中歌−手事−後歌という曲の構成です。段落を意識しながら、緩急を付けることができればと良いなと思います。

 住吉大社は、大阪の南海電車本線沿いにあります。南海電車高野線住吉東駅も最寄り駅です。高野線に良く乗っていた者として、また住吉大社のすぐ脇を走る路面電車・阪堺線に特別の想いがある者として、はたまた、いにしえの頃、大社から遠くない大和川で水遊びをした者として、「名所土産」の住吉大社から出発する旅物語には親近感を感じています。

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