『鴻風楽舎』〜「尺八広場がいや」から

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zoom RSS 第10回をむかえた「地歌箏曲を楽しむ会」(その2)

<<   作成日時 : 2017/07/17 14:39   >>

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 数を重ねるにつれて曲数も増えて、8〜9曲を演奏するようになりました。 約150分を私たちの演奏に耳を傾けていただけることは、とても幸せなことです。
 私たちは会員も少なく、小さな団体です。はたしてお客様が来ていただけるのかと心配でした。でも会が進むにつれてお客様が増えて、地歌箏曲への関心をもつ方の広がりを感じてきました。
 昨年の第9回では100名を越えるお客様でした。その中に、おじいちゃんとおばあちゃんに連れられた小学生と中学生がいました。問えば、「学校で尺八を体験したことがあるので、聴きたいと思った」とのこと。私たちも学校で体験授業をしていますので、励みになる言葉を聞いて、とてもうれしく思いました。

 演奏会を始めた頃は自分を高めるための発表会的な気持ちでしたが、今ではそれに加えて、演奏する者としての社会的使命を感じるようになりました。
 それは「私たちは尺八を始めたおかげで、日本音楽である地歌箏曲を知った。現在、これらの曲を聴く機会は少なくなり、知らない人が多い。だから、私たちには地歌箏曲を知ってもらうように努める役割がある」と考えるようになりました。
 さらに言えば「日本の文化を知ることによって、世界の文化に関心と理解を深めることができる」と考えるからです。「地歌箏曲を楽しむ会」のキャッチフレーズは『日本の曲を日本の音で。それが世界につながる〜尺八広場がいやの願いです』です。

 「楽しむ会」では尺八本曲も演奏します。それは、錦風(きんぷう)流尺八本曲です。
 津軽御家流ともいわれ、第九代藩主が家来に習わせて藩士達に広めたという歴史があります。私はそれを第四代宗家から学びましたので、「楽しむ会」で演奏することで、東北の地に育った尺八曲の紹介をしています。
 今年、宗家からの教えを『錦風流尺八本曲奏法覚え書き』として冊子とCDにまとめて、頒布しています。
 
 野外音楽堂で演奏したとき、立ち止まって聴いている親子連れがいました。その光景から演奏を楽しむ人、聴くことを楽しむ人の出会いと交流の場が思い浮かび、会の名称に「尺八広場」を付けました。
 ささやかでも尺八や地歌箏曲を発信することで、日本の音楽文化の伝達に役立てればと願っています。

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