『鴻風楽舎』〜「尺八広場がいや」から

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zoom RSS 尺八とコラム【セカンドワークの勧め】(その1)

<<   作成日時 : 2016/05/08 19:34   >>

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むかしの新聞コラムに、【セカンドワークの勧め】というコラムがありました。それは、今でいう【副業の勧め】のことではありません。
 『仕事以外になにかを学ぶことの大切さ』を示唆する内容のコラムでした。

 仕事以外になにかを学んでいれば、知識の巾や人脈が広がる。多角的な視点を持つことができる。スキルが高まる・・・などと、その利点はいくつか考えられます。
 しかし、その記事の主旨は、「謙虚な姿勢を得ることができる」・・・という内容でした。

 ある仕事に精通してくると、自然と気持ちが緩んだり、尊大になりやすい。だから、自分にとって未熟なものにいつも向き合うことは、耳目を大きくして、気持ちを新たにして、引き締めてくれます。
 仕事だって『初心忘るるべからず』をつねに実践できていれば問題はないのですが、往々にしてそうはいかないことが多いのが人間です。
 そのために、いつも教えられる生徒の立場になれることをしなさい。初心者の気持ちを忘れないようにしなさい・・・という新聞コラムの内容でした。

 ここで参考までに、セカンドワークに取り組んだ場合に初心者はどのような気持ちになるのかを、私達が毎年開催している尺八演奏会に出演した方の声として紹介してみましょう。

《感想と反応》

(1)お客様の前で演奏することはとても緊張する。また上がってしまうこともある。
   しかし、日頃の練習では得ることができないものがあって、とても良い機会です。
   そうした場を作ることができてありがたいと思います。
(2)合奏の機会が少ないので、演奏会でお箏との合奏ができて良かった。
   その機会を多く持って、慣れてこないとお箏(合奏相手)の音が聞こえてこないので、演奏会を実施できるこ  とは尺八を勉強する自分にとっても良かった。
(3)箏や三絃と合奏することは難しいと感じながら、精一杯合わせるように努力しました。
  その結果、良くできたと思います。
(4)家で練習していると、孫に「上手」と言われたが、実際にやると大変だった。
(5)箏・三絃(三味線)・尺八の三曲合奏は難しいと思う。「ここで箏が入る」と先生に言われてもよくわからなかっ  た。とても緊張したが、勉強になった。
(6)ピアノとの合奏で感じたことは、日本音楽には西洋音楽にはない、緩急・間合いの取り方や「乗り・徐」がある  ので、ピアノ演奏者も戸惑いがあったようです。
  どのように折り合いを付けるかを話し合ったりして、とても興味深く、参考になりました。

 以上を読むと、尺八は私たちにとって、謙虚さと純情さ、真面目さ、ひたむきさをもたらしてくれることがよくわかります。

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