『鴻風楽舎』〜「尺八広場がいや」から

アクセスカウンタ

zoom RSS 秋の調(あきのしらべ)/思い・想いの尺八曲

<<   作成日時 : 2016/05/08 18:51   >>

トラックバック 0 / コメント 0

「秋の調(あきのしらべ)」は大好きな曲です。歌と箏、尺八の演奏です。
宮城道雄が1919年(大正8年)に作曲した、歌曲です。
「前奏−うた−間奏−うた」の構成ですが、前奏や間奏が長くて、お箏や尺八が活躍するところもたっぷりとあります。

歌は「秋の日のためいきに/落葉とならば/河にうかびて/君が住む宿近く/流れて行こうよ」と歌い出されます。
後半では、こおろぎになってあなたの窓辺で夜通し鳴いてみたい、と続きます。

青春時代を思い起こさせて、歌詞はすべての人に共感を呼ぶことでしょう。
歌と箏、尺八が輪唱のように同じ旋律を追いかけるカノン風な部分は、とても緊張感があります。
演奏していて、奏者3人が一緒になって曲を作っているという一体感が、体ごと感じられるように思えます。

秋の夜の虫の音がうつされている間奏は、とても長く感じられて、疲れます。
箏と尺八が交互に演奏する掛け合いがあって、ものすごく神経を使うような気がします。

前奏のお箏が終わって、はじめて尺八の音を出すときは、前奏が長いだけに、ものすごく緊張します。
「ちゃんと音が出るだろうか?」「音の高さはきちんと出せるだろうか」と余計なことを考えて、不安を抱きながら吹き出すのです。
これは、私の経験ですので、自信を持って演奏を始める方も多いことでしょう。

わたしは今まで4回演奏しました。とくに1、2回目は表現力はもちろん、演奏力も稚拙で、よく恥ずかしくもなくやったものだと、今でも冷や汗です。
歌と箏の方には、今でも謝りたいぐらいです。

わたしにとって機会があれば、また演奏してみたい曲の第1番です。
しかし、歌の役割が大きいので、お箏の方の弾き歌いは容易ではなく、またソプラノとご一緒するのも難しくて、最後に演奏してから10数年が経ってしまいました。

テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

コメント(0件)

内 容 ニックネーム/日時

コメントする help

ニックネーム
本 文
秋の調(あきのしらべ)/思い・想いの尺八曲 『鴻風楽舎』〜「尺八広場がいや」から/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる