『鴻風楽舎』〜「尺八広場がいや」から

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zoom RSS 錦風流尺八本曲 流鈴慕(ながしれいぼ)/思い・想いの尺八曲

<<   作成日時 : 2015/12/30 12:25   >>

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 この曲は第5回地歌箏曲を楽しむ会(2012年)で取り上げました。
 私自身で演奏会を企画する場合、可能な範囲で錦風流本曲を演奏する機会を設けています。
 現代では一般の人が尺八本曲を聴く機会はまれです。
 テレビの時代劇放映も少なくなり、たまに流れたそれらしい曲を耳にすることは少なくなりました。
 「そこで・・・」と、考えて、なるべく錦風流の曲を組み込んでいます。

 今年5月、プロ奏者によるフルート演奏会に出かけたところ、その方がフルートで「鶴の巣ごもり」を演奏されていました。
 かなり意欲的な選曲であったと思います。その試みに大いに敬服するものです。
 
 たくさんのお客さんは、その場で始めて、「本曲という尺八曲」があることを知り、フルートで奏でてはいるものの「鶴の巣ごもり」の旋律に触れたことでしょう。
 その演奏者は、「海外では日本の曲が欲されています」と話されていました。
 
 このような話はたびたび耳にします。「尺八本曲はとても好評だった」と。
 日本在住の外国人も、尺八では古曲や本曲を好むようです。
 日本人が聴いたことがない日本らしい曲が、海外では望まれることに、日本人という人種におかしさを感じてしまいます。

 錦風流は青森県津軽藩に伝わりました。九代藩主寧親(やすちか)が家来(吉崎好道)を尺八修行に出し、代々の藩主や藩士が愛好したといわれています。
 この曲はいにしえ、鈴鐸をもって托鉢した普化禅士を慕う曲です。
 「思い出は影になって、現在と向きあう。それに語りかけるように演奏すること」と、私は錦風流四代目宗家 井上照影師にご指導をいただきました。

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