『鴻風楽舎』〜「尺八広場がいや」から

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zoom RSS  ルナ(月)/思い・想いの尺八曲 

<<   作成日時 : 2015/03/10 06:00   >>

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 正式な曲名は、ピアノと尺八のための幻想協奏曲「ルナ(月)」です。
 1997年、田端能明作曲です。

 題名からわかるように、全くのピアノと尺八のために書かれた曲です。このような曲はあまりありません。
 私が知ったのは2012年でしょうか。ピアノの先生とご一緒することを約束していて、ピアノとの共演曲を探していました。福田蘭童作曲のピアノ共演曲「月草の夢」「春麗」は数回、演奏したことがありましたので、他の曲を探していました。
 そんなときに知ったのがこの曲です。

 作曲者は関西の方で、初演は関西邦楽作曲家協会第19回作品発表会で初演されています。尺八の演奏家でもおられるようです。
 ピアノと尺八の二重奏曲を見つけた私は、喜んで楽譜と録音テープを入手しました。

 尺八譜は都山譜です。私は琴古流ですが、都山流のお二人の方と現代曲を中心に勉強するグループを作っています。ですから、都山譜を読むには平気です。
 ですが、私にとっては経験の少ない曲調であったこと、それにメリ音が多いことに苦労しました。

 1年がかりで勉強しました。次第に指も動き、曲想も理解できてきて(実際に演奏に反映できたかは別問題ですが)、おもしろく感じてきました。
 しかし、やはり拍子がつかみきれない部分が課題として残りました。


 昨年2014年10月25日、郡山市公会堂にて、尺八広場がいや11周年記念ステージ「尺八はピアノとともに」で、この曲を演奏しました。
 曲目は六段の調など全7曲でしたので、私がくたびれないうちにと思って、3曲目に演奏しました。

 お客様は予想を上回る80名。プログラムが足りなくなってしまうほどでした。
 尺八とピアノとの組み合わせが関心を広めたのだと思います。
 その中でも、「ルナ(月)」は、いつも抱く尺八への通常のイメージとは異なる曲なので、興味を持っていただけたとすれば幸せと思います。

 私も1年かけての成果を十分とは言えないまでも披露することができて、幸せでした。
 尺八家もこのような現代曲をピアノと合奏することで、音楽の巾を広げることができることを訴えられたと思っています。尺八を身近な楽器として感じていただけたならば、それは大きな収穫だと思います。

 ピアノの先生にはとても助けられました。おかげさまで拍がずれたときも停まることなく、無事に演奏できたことを感謝します。。
 同時に「ルナ(月)」の作曲者にも感謝の思いです。

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