『鴻風楽舎』〜「尺八広場がいや」から

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zoom RSS  冬の夜/思い想いの尺八曲

<<   作成日時 : 2014/12/31 06:00   >>

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「冬の夜」は尺八の独奏曲です。
 宮田耕八朗の作曲です。
 
 解説に「1995年1月23日作曲」と記されています。
 作曲の1週間前の17日、阪神大震災が起きて被害が広がり、23日には5000名の方がなくなられたと報道されました。
 その惨状に痛み、そして被災者は1月の寒い夜をどのように過ごされたのか、と思いめぐらして「その夜のうちにこの曲を作りました」とあります。

 
 阪神大震災の日、私は仕事上の会議があり、その流れでスナックに入りました。
 テレビに映る炎上する住宅をながめて、はじめて被害の大きさを知りました。
 
 被災地の中学校を卒業していたので、心が動きましたが、立て込んだ仕事に身動きは取れないままでした。
 そして1ヶ月ほど後に、乗り継ぎのために大阪伊丹空港に降り立ちました。
 上空からは散在するブルーシートで覆った屋根が目立ちました。
 空港の壁の亀裂も目にしました。
 しかし、被災者の窮状に接することはありませんでした。

 
 そして2011年3月11日の東日本大震災です。
 こんどは私たちの地帯が被災地になりました。
 
 幸いにして、私の家は一部損壊でした。4月から尺八の活動を再開しました。

 その時以来、演奏の機会があるときは、この「冬の夜」を取り上げています。
 2011年11月、ある教会で開かれたクリスマスコンサートでも演奏しました。


 絶望・受惜・痛み・悲しみ・いたわり・慰め・やさしさ・励まし・よびかけ・希望・・・と全部を込めて、「天空にとどけ」と祈るように演奏することが私の務めでもあると考えています。

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