『鴻風楽舎』〜「尺八広場がいや」から

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zoom RSS 夕べのロンド/思い・想いの尺八曲

<<   作成日時 : 2017/01/12 15:23   >>

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夕べのロンドは森岡章作曲です。作曲年は1967年(昭和42年)です。
 今年になっても2回、デイサービスセンタ−のボランティアで演奏してきました。(記述日 1月11日)
 親しみやすく、聴く人や演奏者にとっても優しく、いやされるような気がする曲です。

 ロンド形式とは、テーマとなるメロディが少しずつ形を変えて繰り返されて、そのあいだに別なメロディが挟まれる器楽曲の一つの形式だそうです。
 テーマとなるメロディが、この曲では、A・A’・A''・A’’’と形を変えて繰り返されます。

 演奏時間は7〜8分です。第一箏、第二箏、尺八の編成です。
 私たちは昨年、市の邦楽の祭典で演奏しました。舞台の持ち時間が10分足らずですので、まずは時間的にちょうど良いこと。
 二つ目の理由として、第一箏は尺八と重なることが多いので、第二箏と尺八の二パート編成が可能なこと。つまり、お箏は一人でも可能ということです。
 三つ目の理由は、私たちでもなんとか演奏できそうなこと、でした。

 心がけたことは、尺八はみんな同じパートですから、音の高さをそろえることはもちろんです。
 次に、間をしっかりとることです。特に難しい間はないのですが、裏間から入ったり、3拍のタイのあとに裏間があったり、と、やや苦手なところが数カ所ありました。
 その次は、「歌うこと」を心がけました。楽譜を見ても、字面ばかり追った尺八になってしまうので、頭は小さく、尻は大きいフレーズになってしまって、聴いている方を苦痛にしてしまいがちなのです。
 そこで、楽譜に赤ペンで音の大小をわかるようにしたり、ひとくくりにしたいフレーズを青ペンで示したり、と工夫をしました。

 そうすると、単に「尺八を吹いている」というところから、「尺八で音楽をしている」という意識も生まれてきたようです。
 「音楽とは?」と問われても困りますが、聴いていただけるお客様には心地よくて、胸に何かしらの形で響く演奏をしたいと考えました。

 演奏前、控え室で練習をしていたとき、その場にいた人から「平板!」と言われました。単に個々の音の強弱ではなく、演奏全体での工夫が足りないことに気づきました。
 そこで進行上での組み立てを再確認して、舞台に望みました。

 結果は、私たちにとってはOKでした。細かい反省は多々あるものの、起承転結がついて、盛り上がりの中で終曲をすることができました。
 演奏前の辛い評価も好転しました。
 演奏後、何よりもうれしかったのは、会員から「音楽的に演奏できたと思う」という自己評価が成されたことでした。

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