『鴻風楽舎』〜「尺八広場がいや」から

アクセスカウンタ

zoom RSS 対話「竹と桐」/思い・想いの尺八曲

<<   作成日時 : 2016/07/12 14:10   >>

トラックバック 0 / コメント 0

 対話「竹と桐」は二代 北原篁山作曲です。同師は都山流です。
 邦楽4人の会を結成され、日本全国はもとより、世界40カ国以上で公演され、邦楽を世界中に広められ、昨年(2015年8月)に亡くなられました。
 むかし、邦楽4人の会の演奏会が福島市であった折りに、私も聴きに行ったことがありました。
 会場がどこだったかは忘れましたが、さほど広くないところで、客席の前の方にすわっていたためか、舞台がかなり近くて、イスに座って演奏されていたのではないかと思います。
 数曲の内、「笹の露(酒)」も演奏された記憶があります。
 お顔もよく見えました。暗譜で、端正な吹き方であった、という印象があります。
 さすがにプロは違うものだと感じながら、帰り道を運転していました。

 さて、その二代 北原篁山が作曲された「竹と桐」をこのほど演奏する機会がありました。
 お箏との二重奏でした。初めて譜面を見たときには、全体としての流れが感じられずに、戸惑いました。
 邦楽4人の会のメンバーとつながりのある正派の方のお話しでは、邦楽4人の会のステージでも演奏されていたとのこと。
 昔を思い出して、北原篁山師の吹き方をイメージしながら練習しました。

 曲名は対話「竹と桐」です。「対話」が曲名に付けられているように、曲は尺八と箏が互いに会話するように、または同調するように進みます。
 思うに、この対話は何かをテーマにしてのそれではなく、親しみの上でのそれだと思います。
 だから、出会いを楽しむようにして、近況を述べあったり、尋ね合ったり、やがて横道にそれるような話題を出して、一緒に付き合ってみたり、ちょっと気張ったりした話に答えてみたりと、話のやりとりに身をゆだねていきます。
 それが私の曲への解釈でした。

 「この曲は、曲名の 対話「竹と桐」という言葉に象徴されるように、尺八と箏の二重奏曲で、二つの楽器が互いに語り合い、謳いあうと言う気持ちで作曲した」と解説には記されています。
 1978年5月の作曲です。

 なお、二重奏ですが多勢でも合奏できるように、独奏部と合奏部がそれぞれ決められていますので、スケールの大きさを提示できる曲としても構成されています。

テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

コメント(0件)

内 容 ニックネーム/日時

コメントする help

ニックネーム
本 文
対話「竹と桐」/思い・想いの尺八曲 『鴻風楽舎』〜「尺八広場がいや」から/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる