『鴻風楽舎』〜「尺八広場がいや」から

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zoom RSS ドレミの歌/思い・想いの尺八曲

<<   作成日時 : 2015/02/11 20:00   >>

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 「ドはドーナツのド」と歌い始めるドレミの歌は、あまりにも有名で、知らない人はいないくらいでしょう。
 だから、ここで取り上げる曲になったとも言えます。

 それはだいぶ前の事です。
 親戚の不幸があって、その家に出かけた折りに、家の後ろが川だったので、亡くなった方に届けという気持ちで、川の土手で尺八本曲を吹いていました。
 すると、葬儀に連れられてきた女の子二人が寄ってきて、「ドレミの歌を吹いて」と言いました。
 残念ながら、その時は吹けませんでした。しかし、尺八もこの子達にわかる曲を吹くことが必要だな、と感じました。
 
 それから間もなくして、ドレミの歌を箏の二重奏にして作譜しました。
 それ以来、学校や集落の三世代交流会の場で、ときどき演奏しています。

 尺八は五つの孔しかないので1尺8寸管(54p管)では、通常ではレ、ファ、ソ、ラ、ドしか出せません。
そのために、あごを手前に引いたり、孔の開閉の程度を指で調整したりして、ド、レ、ミ、ファ、ソ、ラ、シとオクターブの七音や、半音を出します。

 ドレミの歌では、尺八の低音部(尺八では乙音と呼ぶ)のド(尺八記号では「り」)から始まって、高音部(尺八では甲音と呼ぶ)を多用します。
 ミやシでは中メリといって、孔の開閉の程度を微妙に調整する必要が出てきます。
 そのうえ「ラ−はラッパのラ〜」「シ−はしあわせよ〜」のところは、ファやソに♯が出てきて、「さあ うたいましょう」ではシに♭が付いています。

 そのためにこのあたりは、指使いがけっこう大変です。楽譜のとおりに繰り返しを入れれば、なおさらです。
 しかも学校で、指ならしをしないままに1校時目からこれをやると、指が滑ってしまったりして、けっこう苦労します。
 子ども達の前では、不正確な音程を出すことは避けたいと思いますから。

 だから、時と場合によっては、意外にプレッシャーの大きい曲でもあります。

 しかし、尺八でもドレミの歌が演奏できることは、尺八について、良いイメージを子ども達に伝えられるのではないかと思っています。

 ミュージカル「サウンド・オブ・ミュージック」の一曲であり、オスカー・ハマースタイン2世作詞、リチャード・ロジャース作曲。
 ペギー葉山の訳詞・歌で広く知られていることは、ご紹介するまでもないと思います。

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