『鴻風楽舎』〜「尺八広場がいや」から

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zoom RSS どうして「○○獅子」なの?

<<   作成日時 : 2015/01/28 20:00   >>

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 先日、お箏の新年会(お弾き初め)で「○○獅子」という名前の曲が3曲ありました。
 
 八千代獅子・越後獅子・吾妻獅子の3曲です。

 曲名に、どうして獅子がついているのかなと思いますが、地歌・箏曲では、さほど獅子舞などの「獅子」とは濃厚な関連はないようです。

 私は長唄を習っていたことがあって、連獅子を歌ったことがあります。

 その曲は舞踊でよくかかります。親獅子と子獅子が登場する華やかな曲ですので、ご存じの方も多いでしょう。
また、越後獅子も長唄にあって歌いました。長唄も地歌も角兵衛獅子が主役になっています。
 ちなみに、地歌の「越後獅子」が長唄よりも先に作曲されたそうです。

 ですから、「○○獅子」とされる曲名には、お祭りの獅子舞や大道芸の角兵衛獅子にちなむ曲名があれば、獅子とは直接的な関連がない曲名もありそうです。

 直接的な関連はなくても、その曲趣は生きていて、お祭りの軽快なノリがイメージされることから、器楽性にとむ、リズミカルな手事(歌がなくて器楽的な演奏部分)が、獅子という名にふさわしく命名されたのでしょうか。

 祭り囃子からヒントを得て、器楽的な感じがすることから、「○○獅子」と名付けられた尺八本曲(尺八本来の曲という意味です)もあります。

 要は、地歌・箏曲では「○○獅子」という名前であっても、直接的に「獅子」を歌っているわけではないということでしょうか。

 以下は参考までに。
 吾妻獅子は「東獅子」とも書かれます。峰崎勾当による1700年代後半の作曲です。
 「獅子」が歌詞に出てきますが、江戸の吉原での遊びに獅子舞が登場する程度です。

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