『鴻風楽舎』〜「尺八広場がいや」から

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zoom RSS  みだれ(乱)/思い・想いの尺八曲

<<   作成日時 : 2014/12/22 06:00   >>

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 私たちが尺八で演奏する「乱」は箏曲のそれで、八橋検校作曲とされています。
 生田流では十段、山田流では十二段に分かれています。「乱」とは各段の拍子の数が一定ではないためとも、後世に段の増減がなされたので段の区切りがはっきりとしなくなったため、などと諸説があるようです。

 ともあれ、尺八を習い始めると、「六段の調」とともに段物では必修科目です。初伝曲でもあり、避けて通れない曲です。
 しかし、曲の進め方や緩急には妙があります。「六段の調」のように序破急の論法だけではつかめません。「あうんの呼吸」のようなものが、お箏との間に要求される気がします。
 「緩み、そして乗る」。その案配がじつに塩梅ではないかと思います。
 それを感じながら演奏できれば、実に面白味のある曲と言えるでしょうか。
 でも、ここでゆっくりになり、このあたりから早くなる、と譜面に印をして吹くだけでは、演奏の味わい半減かもしれませんね。
 まだ中伝の頃に、あるお弾き初めの会で演奏させていただいて、山田流でいう十一段で外してしまったことが、トラウマのように鮮明に私の脳裏にインプットされている曲です。

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