『鴻風楽舎』〜「尺八広場がいや」から

アクセスカウンタ

zoom RSS  母の唄/思い・想いの尺八曲

<<   作成日時 : 2014/12/22 06:00   >>

トラックバック 0 / コメント 0

 幼い頃のおぼろげな記憶です。母の実家がある仙台から大阪への帰途の折り、東京駅の乗り継ぎの夜行列車までかなりの時間があったのでしょう。母は私をおんぶして映画館に入ったそうです。ところが私が泣き出したので、映画の途中で出るしかなかった、という話を聞かされたことがあります。そんな光景をいつも思い出させてくれる曲がこの「母の唄」です。
 1923年(大正12年)、宮城道雄作曲の歌曲です。
 【歌詞: 西条八十作詞】 寝られぬままに起き出でて/夜ふけの空を眺むれば/さえわたる月のおもてに/ 白き細雲ホッカリと/浮かび出づホッカリと/この時添へ寝の吾子目をさます
 
 私の思い出とは何の関係のない情景ですが、若い母親の少しばかりの自分の時間を、私が泣き出したために、やむなく現実に戻してしまった共通点が、私の心を打ちます。
 そんなことから12年前の演奏会ではソプラノの方をお願いして演奏しました。
 その半年前は5ヶ月間の入院生活でしたので、万感の思いがあり、同時に演奏した「せきれい」「秋の調」よりも心入れが強かったです。
 演奏時間は5分程度なので、公民館の講座などで尺八音楽の歴史を話すときに、新日本音楽の紹介として私の録音を聞いていただいたりしています。
 また父には、歌詞を書してもらい、掛け軸にしてあります。

テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

コメント(0件)

内 容 ニックネーム/日時

コメントする help

ニックネーム
本 文
 母の唄/思い・想いの尺八曲 『鴻風楽舎』〜「尺八広場がいや」から/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる